高速道路の高架下の古墳 赤面山古墳
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大鳥塚古墳のすぐ北にある古墳です
藤井寺市HP、もず・ふるカード、ネット情報によると
【名称】赤面山(せきめんやま)古墳
【所在地】大阪府藤井寺市古室2丁目
【形状】方墳
【墳丘長】一辺 22m
【築造時期】5世紀前半
もず・ふるカード 表
もず・ふるカード 裏
1956年9月22日に国の史跡に指定されています
2016年に発掘調査が行われて円筒埴輪が出土し、その埴輪の形状から大鳥塚古墳と深いつながりのある古墳であると推定され、一部のネット情報ではこの古墳は大鳥塚古墳の陪塚であるともいわれているようです
※陪塚(ばいちょう)とは
大型の古墳の周囲に隣接する小さな古墳で、大型の古墳に埋葬されている人物に関連のある人(親族や臣下)が埋葬されていたり、副葬品を埋納するために造られたと考えられている
この古墳の最大の特徴が西名阪自動車道の高架下にあるという点で、古墳の真上の高架部分は緩やかにカーブを描いていたり、側道は古墳を考慮して不自然なカーブになっています
私自身この側道は車で何百回も通っていてなぜこんな変なカーブになっているのか最近まで全く知りませんでしたが、こういう事情があったのかと納得しました
高速道路建設時(1969年に全線開通)にはすでに国の史跡の指定されていたので、古墳保存の方向でこうような手間やお金をかけられたんでしょうねぇ
実際に訪れてみると、側道が不自然に曲がっているのがよくわかります
古墳真上の高架部分もゆるやかにカーブしているのがわかるかと思います
特に案内板などはありませんが、古墳マニアの間でもこの古墳は人気があるみたいなので興味ある方は訪れてみてください
行き方・駐車場情報は応神天皇陵の記事を参照して下さい