羽曳野という地名の由来 白鳥陵古墳
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2019年7月8日 追記
白鳥陵古墳は7月6日に世界文化遺産に登録されました!
小白髪山古墳のすぐ北東にある古墳です
Wikipedia、案内板、羽曳野市HP、もず・ふるカードによると
【名称】白鳥陵(はくちょうりょう)古墳
【陵墓名】日本武尊白鳥陵(やまとたけるのみことはくちょうりょう)
【別称】前の山古墳・軽里大塚古墳
【所在地】大阪府羽曳野市軽里3丁目
【形状】前方後円墳
【墳丘長】200m
【築造時期】5世紀後半
もず・ふるカード 表
もず・ふるカード 裏
第12代景行天皇の皇子、第14代仲哀天皇の父で、日本古代史上の伝説的な英雄として古事記や日本書紀に記されている日本武尊(やまとたけるのみこと)の陵墓の1つとされています
古事記や日本書紀によると日本武尊は日本各地を征討にまわり、伊勢国能褒野(のぼの)で病にかかって亡くなり陵墓が築造されたが、白鳥となって飛び去っていった
その白鳥は大和国琴弾原にとどまったためそこにも陵墓を築いたが、白鳥は再び飛び去ってしまった
そして古市まで飛んできた白鳥はそこにとどまったので再び陵墓を築いたが【羽を曳くように飛び去り】天に上ったとされています
これが【羽曳野】という名前の由来です
この伝説の通り日本武尊の陵墓とされる古墳は現在、三重県亀山市の【能褒野王塚(のぼのおおつか)古墳】奈良県御所市の【白鳥陵古墳】大阪府羽曳野市の【白鳥陵古墳】の3ヶ所あります
三重県亀山市【能褒野王塚古墳】
奈良県御所市【白鳥陵古墳】
拝所への入口が少しわかりにくいので写真で説明を
案内板の位置(赤丸)
案内板の奥に写ってる小さい看板が
拝所への入口を示しています
拝所への参道を進むと
日本武尊は天皇になっていないのに、すごく立派な古墳です
それにココ以外にも日本武尊を祀っている古墳が2ヶ所あるなんてすごいですね(笑)
はたして日本武尊は実在した人物なのか、それとも架空の物語なのか、3ヶ所の古墳には一体何が埋葬されているのか気になりますねぇ
これぞ歴史ロマンっていうヤツですな(笑)
古墳の北側を東西に走る道は日本最古といわれる官道【竹内街道】で、ウォーキングトレイルとして整備されています
大阪府堺市から奈良県葛城市まで全長約26kmあるそうなので、散歩好きの私にとっていずれ制覇せなあかん散歩コースの1つ
夏場はしんどいの涼しくなってから何回かに分けてチャレンジしてみようかな(笑)
【行き方】
近鉄電車南大阪線【古市駅】より徒歩で行けますが
峯ヶ塚古墳の記事の行き方・駐車場情報も参照して下さい