古市古墳群の親分 応神天皇陵古墳
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日本で2番目、古市古墳群の中で最も大きな古墳です
Wikipedia、羽曳野市HP、案内板、もず・ふるカードによると
【名称】応神(おうじん)天皇陵古墳
【陵墓名】応神天皇恵我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)
【別称】誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳・誉田山(こんだやま)古墳
【所在地】大阪府羽曳野市誉田6丁目
【形状】前方後円墳
【墳丘長】425m
【築造時期】5世紀前半
もず・ふるカード 表
もず・ふるカード 裏
宮内庁により第15代応神天皇の陵墓に治定されていて、外濠と外堤は1978年10月30日に国の史跡に指定されています
応神天皇は第14代仲哀天皇の子、第16代仁徳天皇の父で、天皇に41年間在位して古事記には130歳、日本書紀には111歳で崩御されたと記述があるそうです
記述されている年齢はともかく長生きされたということですね(笑)
実際に訪れてみると、色んな古墳を見てきた中で写真では伝えきれない大きさや拝所の空気感に圧倒されました
さすが日本で2番目に大きい古墳だけあって古市古墳群の親分の貫禄は充分です(笑)
私が訪れた時たまたまボランティアガイドの方がおられて話を聞いてみたところ、前方部の一部の形が崩れているのは、応神天皇陵の真下に活断層があり過去にこの活断層による大地震が発生した時に崩れたということです(734年と1510年に大きな地震があったとされているそうです)
Googleマップより
このように上から見ると確かに前方部の形がいびつであるのがよくわかるかと思います
古墳の周囲を歩くと国史跡の応神天皇陵古墳外濠外堤の案内板が3ヶ所ありました
古墳本体より外濠外堤の方を推しているんかなぁ(笑)
とにかく見ごたえのある古墳でした
【行き方】
どの行き方もそこそこ歩く必要があります
・近鉄南大阪線【土師の里駅】か【道明寺駅】より徒歩
・近鉄南大阪線【古市駅】より近鉄バスで77系統【羽曳野市役所経由 藤井寺駅前行】で3つ目のバス停【羽曳野警察署前】から徒歩
古市駅
古市駅前ロータリー
1番のりば
日中は1時間に1本走ってます
【駐車場情報】
現状では拝所および古墳周辺にはコインパーキングが全然ありません(^_^;)
世界文化遺産になったことで早期に整備してもらいたいですね
電車の駅周辺のコインパーキングに駐車して徒歩か、古墳のすぐ南にある応神天皇を祭っている【誉田(こんだ)八幡宮】の参拝者用駐車場(たぶん無料)を利用するのもアリなのかなと思います
誉田八幡宮までの道は狭い部分があるので十分注意してください
ホームページ↓
緑:駅
黒:羽曳野警察署前バス停
赤:誉田八幡宮