駅前古墳その2 唐櫃山古墳
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鍋塚古墳と同じく近鉄南大阪線の土師の里駅前にある古墳です
Wikipedia、藤井寺市HP、もず・ふるカード、ネット情報によると
【名称】唐櫃山(からとやま)古墳
【所在地】大阪府藤井寺市国府1丁目
【形状】帆立貝形前方後円墳
【墳丘長】57m
【築造時期】5世紀中頃
もず・ふるカード 表
もず・ふるカード 裏
2015年3月10日に国の史跡に指定されています
特に治定されていませんが、すぐそばの允恭天皇陵の陪塚ではないかと考えられているようです
※陪塚(ばいちょう)とは
大型の古墳の周囲に隣接する小さな古墳で、大型の古墳に埋葬されている人物に関連のある人(親族や臣下)が埋葬されていたり、副葬品を埋納するために造られたと考えられている
後円部はすぐそばを走る道路(府道12号堺大和高田線)建設の際に破壊され、残った部分は以前は個人の私有地であったらしいが藤井寺市が公開すためなのか整備しているみたいです
この古墳から石棺が出土し、盗掘されていたが武器、武具、馬具、装飾品などが見つかりました
ネットでいろいろ検索していると、石棺を古墳で展示するために藤井寺市が整備を進めていて、一番上の写真の右端に写っているシートで覆われている物体がその石棺のようです(あくまでネット情報なので真偽のほどはわかりませんが)
実際に訪れてみると、周囲はフェンスで囲われていたので近づく事ができませんが遠巻きに観察することができます
墳丘に階段が設置されていて、いずれは古墳の上に登れるんですかね
訪れた時はまだ百舌鳥古市古墳群が世界文化遺産に登録される前で、古墳前のフェンスにはご覧のような横断幕が掲げられていました
登録後はまだ行ってないので横断幕がまだあるのかわかりません(笑)
行き方・駐車場情報は鍋塚古墳の記事を参照して下さい