駅前天皇陵 允恭天皇陵古墳
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近鉄南大阪線の土師の里駅すぐ北側にある古墳です
Wikipedia、案内板、もず・ふるカードによると
【名称】允恭(いんぎょう)天皇陵古墳
【陵墓名】允恭天皇恵我長野北陵(えがのながののきたのみささぎ)
【別称】市野山(いちのやま)古墳、市ノ山古墳
【所在地】大阪府藤井寺市国府1丁目
【形状】前方後円墳
【墳丘長】230m
【築造時期】5世紀後半
もず・ふるカード 表
もず・ふるカード 裏
実際に誰が埋葬されているかわかっていませんが、宮内庁により第19代允恭天皇の陵に治定されています
允恭天皇は第16代仁徳天皇の第4皇子で、兄の第18代反正天皇が皇太子を定めずに崩御されたため群臣たちにより天皇に推挙されたが病弱のため最初のうちは断っていました
しかし皇后の忍坂大中姫(おしさかのおおなかつひめ)の強い要請を受けて天皇に即位されました
新羅から来た医者のおかげで病気が治り、当時乱れていた諸氏族の氏姓を正すために盟神探湯(くかたち)を行ったりして、在位42年の78歳で崩御されました(盟神探湯についてはうまく書けそうにないのでググってみてください)
実際に訪れてみると、墳丘230mだけあってさすがに大きいなぁと感じます
古墳の周囲のほとんどは住宅街に囲まれていて東西から古墳の姿を見るのは難しいけれど、北側の前方部の拝所や南側の後方部からは見ることができました
北側の前方部にある拝所の入口が少しわかりにくかったので地図に印をつけておきます
Googleマップより
ちなみに案内板は南側の後円部に設置されているので古墳をぐるっと1周してみてください(笑)
行き方・駐車場情報は鍋塚古墳の記事を参照して下さい